公開日:2020.07.04
最終更新日:2023.03.03
どうして筋トレがダイエットに良いの?
こんにちは!
ゆきどけのブログをご覧いただきありがとうございます。
パーソナルトレーナーの近藤です。
『ダイエットするなら筋トレ!!』
このブログにたどり着いているあなたなら、
きっと耳にしたことがあるのではないでしょうか。
昨今のフィットネスブームの追い風もあり、
この価値観が一気に広まりました。
でも、純粋に疑問に思いませんか?
『どうして筋トレするの?』
今回は、ダイエットにおける筋トレの有用性についてお話ししたいと思います。
筋肉の重要性
筋トレ、すなわち筋肉を鍛えます。
まずは、そもそも筋肉にどんな役割や価値があるのか見ていきましょう。
力を発揮するであったり、内臓の保護などはひとまず置いておいて、、、
今回はダイエット視点で大切なポイントを挙げていきます。
血液の循環
血液を全身に循環させるには、
心臓から送られた血液をもう一度心臓に戻す必要があります。
その役割を全身の筋肉が担います。
特に、ふくらはぎは血液の循環にとても貢献しています。
脂肪燃焼においても、この役割はとっても大切なポイントです。
そもそもどのように脂肪が燃焼されるのかと言いますと、
お腹の脂肪がお腹で燃焼するわけではないんですね。
脂肪が一度分解され、その成分が血液に乗り、
全身でエネルギーとして消費されて、脂肪燃焼が完了となるのです。
うまく全身を循環できなかったり、消費されなかった場合、
もう一度脂肪として蓄えられます。
脂肪燃焼させるには、良好な血液循環が必要です。
ホルモンの分泌
筋肉は運動などの刺激を受けて、いくつものホルモンを分泌します。
ホルモンとは、
『特定の器官で生まれ、血液に乗って別の細胞で効果を発揮する物質』です。
筋肉から分泌されるホルモンは、糖代謝や脂質代謝に働き、
総じて肥満や生活習慣病の予防に効果があります。
筋肉の存在自体が太ることを抑制するんですね。
筋肉のホルモン分泌は、ごく最近判明したもので、
まだまだ有益な効果があるのでは?と研究成果が期待されています。
基礎代謝の構成
基礎代謝とは、
『人が安静にしている状態で消費されるエネルギー』です。
基礎代謝が高ければ、何もしていなくとも1日に消費されるエネルギー量が多くなります。
つまり、太りにくく、痩せやすい体質と言えます。
そんな基礎代謝はカラダの各部位、各臓器で構成されており、
上位から肝臓が27%、心臓が19%、筋肉が18%、その他で36%。
筋肉は全体の2割を占め、構成比の第3位です。
ただ、ダイエットの局面で、
“筋肉を増やして基礎代謝を上げる”
はあまり現実的ではありません。
ダイエット中においては、
“いかに代謝を順調に促すか”
に注力してみてください。
この2割をうまく活用できるかで、
ダイエットの難易度が変わってきます。
見た目の良し悪し
男女ともに、シュッとするところはシュッとしていて、
丸みや筋肉らしさが欲しいところはしっかりとある。
私個人的には、そんなカラダが美しいと思っています。
体脂肪率を落としていくと、内側にある筋肉が徐々に表に出てきます。
そこで、メリハリのあるカラダになるか、ただ細いだけか。。。
筋肉の有無で仕上がりが大きく変わります。
脂肪を落とすことが目的というよりは、
“美しくなる” ことが目的の方も多いと思います。
シルエットのデザインは、筋肉が鍵になります。
最後の見た目は人によるものの、
上記のポイントを見てどう思いますでしょうか。
“筋肉が無いと太りそう” と思いませんか?
私がお客様によくお伝えすることがあります。
『燃費の悪いカラダを目指します。』
どんなに食べてもエネルギーとして消費してしまう、
脂肪にならないカラダ作りをしましょう!ということです。
そのためには、筋肉の存在が絶対に必要です。
筋トレの効果
ダイエットは、摂取カロリーを抑えて、
脂肪からエネルギーを生み出すように促します。
しかし、実は筋肉もエネルギー源となるので、
脂肪と同様に分解されてしまいます。
そのままでは大切な筋肉を失ってしまいます。。。
そこで、筋トレの出番となり、今回の本題です。
筋肉の分解を抑制
これがダイエットにおける筋トレの最大のメリットです。
筋肉は、分解と合成を常に繰り返しています。
分解と合成との比率で、より高いほうに筋肉は変化します。
分解が多ければ、筋肉量は減り、
合成が多ければ、筋肉量は増えます。
ダイエットはカロリーが不足している状態なので、
そのままでは分解の比率が高くなります。
そこで筋トレを行うと、合成の底上げが入ります。
ただ、合成の底上げには十分なたんぱく質の摂取が必要になります。
そのため、トレーニングをする人はたんぱく質を積極的に摂るんですね。
ダイエットではどうしても筋肉量は落ちてしまうものの、
その減りを筋トレによって最小限に抑えられます。
脂肪燃焼効率の底上げ
もうひとつ、ダイエットに筋トレが欠かせない重要なポイントがあります。
筋トレを行うとその後の数時間、脂肪燃焼効率が高まるというものです。
筋トレは無酸素運動に分類され、
トレーニングは筋肉を一時的に酸欠状態にさせます。
トレーニング後に、その不足している酸素をカラダに取り込もうとして、
その際にエネルギー消費が亢進されます。
その高まった状態は、おおよそ48時間続くという研究結果があります。
実質は最大24時間あたりかなと、私は考えています。
“筋トレ後に有酸素運動を行うと効果的” と言われるのは、
この効率が高まっている状態だからなんですね。
ただ、この反応は回復する過程で起きるもので、
あまりカラダを酷使し続けると十分な効果は発揮されません。
一生懸命トレーニングをしたら、しっかり休養を摂る!
ボディメイクもバランスが大切です。
これ以外にも、、、
ホルモン分泌の促進、自律神経改善、循環器系改善、姿勢改善などなど。
外側から内側から、メリットがたくさんあります。
筋肉に必要十分な刺激を短時間に与えることができ、
筋肉を活性化できるトレーニングは “筋トレ” しかありません。
ムキムキにならない?
ダイエットは、基本的にカロリーを抑えている状態なので、
筋トレをしても筋肉は大きくはなりません。
例外的に、今までに全く運動してこなかった人や、
トレーニングを初めてする人は、ある程度筋肉が付く場合があります。
しかし、それはほんの短い期間で、年単位では起こり得ません。
安心してダイエットに筋トレを取り入れてください。
人のカラダは、カロリー収支に忠実に反応します。
一度のダイエットでは限界がある
ダイエットを成功させた方ならば、経験があるでしょう。
『あれ?・・・思ってたのと違う。。。』
見た目の良し悪しの項目でもお話したように、
体脂肪率を落としていくと、筋肉が表に出てきます。
その際に、自分の理想的な筋肉の付き方かどうかは別問題。
ここはしっかり筋肉が付いているのに、
ここは全く筋肉が付いていない。。。
結果として脂肪は落とせたものの、
理想とは違うシルエットになることはよくあります。
それは、今まで脂肪により可動域が制限されていたため、
バランスの悪い筋肉の付き方になっている場合が多いです。
では、どうすればいいのか。。。
ここからが本当の意味での “ボディメイク” が始まります。
脂肪を落とすと、”ありのままの自分” が分かります。
そこで、今度は自分に足りない筋肉を付けていく流れになります。
“バルクアップ” の期間を設け、
ある程度脂肪が付くのを覚悟して、筋肉を積極的に付けていきます。
そして、またダイエットをして、脂肪を落としていく。
ボディメイクはこの繰り返しで、どんどん理想に近づけていくわけです。
ダイエットも、バルクアップも、
ボディメイクは筋トレが軸になります。
バルクアップについては、またの機会に。
まとめ
筋トレ以外にも、同じような効果を期待できる運動もあります。
しかし、あらゆる面で最も効率が良いため、
ダイエットにおける運動は、筋トレが最適であると言えます。
『ダイエットするなら筋トレ!!』
是非、理想のお姿になるためにご活用ください。
以上、ダイエットにおける筋トレの有用性について書いてみました。
あなたのフィットネスライフに少しでも貢献できれば幸いです!
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代表・パーソナルトレーナー
近藤寛